久々のバンバンコンディション!
林道の雪もなくなり、漸くいつも丹沢が戻りつつある中、ハングメンバーが8名終結。
妖怪さんも2、3見られ、期待が膨らみます。
パラも7名集まり、久々のSテイクに上がります。
ハングランチャーの方は風が強そうですが、Sテイクはそよそよ。
まずはNewグライダーのTさんがテイクし、Hさんに続いてテイクします。
二ノ塔尾根でファーストサーマルにヒット。
若干荒れていましたが、一気に1900mまで上がり、大山に向かいます。
大山上空には既に発達した雲が南の方へ続いています。
これに乗って246付近まで足を延ばし、再び大山に戻ります。
山側は塔ノ岳の先の方まで雲底2000mの雲が繋がっています。
二ノ塔で上げているハングの下に入り、途中+6m/sリフトを堪えながら上げ切ります。
ここから三角山の方に出してみますが下がる一方なので大倉尾根に戻り、駒止茶屋付近でサーマルヒット。
この辺りでも+6m/sの強烈なリフトを記録。
鍋割の先端でハングと合流し、高松山に向かいます。
先に高松山に到着し、上げ直しているハングの下に入ります。
ここでもサーマールは健在で、雲の吸い上げにも捕まり、一時、荒れまくる雲の中、計器飛行もままならず悶え苦しみます…
若干高度ロスはしまいしたが、1800mで矢倉に向かいます。
先に矢倉に向かっていたHさんから西の吹き降ろしとの無線があり、引き返しもよぎりましたが、微かにハングも見えたので突っ込みます。
何とか谷は渡り切りますが、リフトなく下がる一方…
しかし下層は東の風が入っており、探り探り進むと矢倉の手前の尾根でサーマルヒット!
650mから1500mまで復活します。
再びハングと合流し、どちらに進むか様子を伺います。
朝のブリーフィングでの宣言どおり丹那に向かい始めたので付いていきますが、何やら西風が強そう…
松田からは東風が強まっているとの無線が入り、諦めて戻ることに。
今日は前回の教訓を生かすべく、アサヒビール工場を経由するルートを選択します。
しかし工場を過ぎた辺りから徐々にアゲンストが強くなり、松田にランディング…
後からハングも矢倉から戻ってきますが、一機は丸山経由で松田山に付け、丹沢に戻っていきます。
しかし自分と同じルートを選択したハングは敢え無く松田にランディング…
今日は山寄りのルートが正解だったかも…
Max elevation: 2018 m
Total Time: 02:20:29
[ふりかえり]
- 雲が広がる空域を東から西までまずまず使い切れた?
- 雲に吸われないよう、吸い上げの強さを計算し、タイミングよくサーマルから離脱すること
- 次回は矢倉から丹沢LZに戻る