J1 尾神岳スカイグランプリ2017参戦
秋の尾神岳J1に参戦! しかし、開会式は雨の中…
Day1:
昼ごろ雨から曇りに変わり、何とかレースが出来る状態まで回復しましたが、各選手、次々ぶっ飛んでいき…
そして、ご多分に漏れず私も2ぶっ飛びです…
そんな中でも唯一のゴール者(女性のM月さん)も生まれ、運と実力を兼ねそろえた者だけが生き残れるという厳しい日でした。
40位/69人(ミニマム越え39名)
Task1
Day2:
変わって2日目は晴天!
各選手、初日の鬱憤をはらすべく、物凄い勢いで準備にかかります。
テイク~1st_TP(B10):
テイク直後は、ブレイク出来ない集団の中でもがき苦しみます…
レーススタート5分前、意を決して集団から飛び出し、南の鉄塔のある山を狙うとサーマルヒット! 雲底まで上げ切り、最初のTPに向かいます。
2nd_TP(B12):
丹沢のY田さんと合流。協力して上げ直し、テイク前に戻ります。
3rd_TP(B10):
スタート時より更に1km沖で、途中上げ直さないと戻れません。数機と協力してテイク前に戻ります。
ここまでは順調でしたが、ここから大スタックの幕開け…
4th_TP(B15):
城山半径1kmは、尾神岳で上げきって沖を最短で往復するルートと稜線を迂回するルートがあります。
テイクでの上げ直しを無視して、先行する機体につられて迂回ルートに進みますが途中ではまり、テイク下に戻ってやり直し…
何とか尾神岳を上げきり、城山までの沖ルートに雲が出来たので、迷わず沖を進みます。
TPを取りますが、そのままリターンではダムランディング行きそうな高度…
城山までは届きそうなのと、「城山の北面は上がるよ」という話を思い出して突っ込むとサーマルヒット!
先頭を走るH木選手、M月選手もどこからともなく飛来…
ここから二人をフルアクセルで追いかけますが、相手はEnzo3とZeno…
踏みすぎて尾神岳にぎりぎり届くハメになり、またまテイク下からやり直し…
4th_TP(B17):
城山より更に奥の米山往復。
城山まではワングライドで届くことが分かったので、迷わず沖ルート選択します。
城山に到着しますが、目ぼしいサーマルは見当たらず、米山の稜線まで突っ込みます…
これを見ていた別の2機も寄ってきて、先にサーマルを見つけてくれたので、下から追いかけます。
尾神岳まで帰り道、先行する2機は途中できっちり上げ直しますが、これを無視して進んだ結果、尾神岳手前の稜線に辛くも到着…
テイク下まで戻れば何とかなると、ベタベタで進み…
途中、ツリーしているグライダーに吸い寄せられるも、何とかメインラン手前の小山に到着…
リッヂ飛びしているグライダーを無視し、グリグリ回して何とか復活!ついでに5th_TPのB20も取ります。
6th_TP(A03):
ゴール方向に飛んでいる機体を確認しつつ、最後は慎重にゴール到達高度+200mまで上げてから離脱します。
順調に進み、ESS付近に降ろしている2機を追い越し、ゴール!
紀ノ川以来のゴールに涙がこぼれそうになりましたが、回収バス付近にランディングしてみると、大量のゴール者が…
そしてレースタイム3時間10分は、トップから遅れること1時間20分…
よく飛びましたが、悔しさも残るレースでした…
30位/72人(ゴール43名)、2日間の総合40位
Task2
Max elevation: 1193 m
Total Time: 03:35:19
[ふりかえり]
- サーマルを探すために、自らの判断で突っ込んだ場面(スタート前と最初の城山)は良かった
- スタックの原因は、他機に釣られて低い高度で突っ込んだり、L/Dを考えずにアクセルを踏みすぎて高度を失ったこと
- ランク上位者のレース運びを近くで見ることが出来たことは収穫であった